14歳の中学三年生の母目線の受験記録
2020年2月上旬
中学校でインフルエンザが流行り、一年生は学級閉鎖も出るほどの流行だった。
けれども世間ではコロナウイルスの流行が始まり、人々は手洗いうがい、
アルコール消毒に躍起になり
インフルエンザはそれほどまで流行っていないという、過去10年で最少の罹患率の年だった。
まさかのインフルエンザ感染
我が子は中学二年生
後期 期末テスト4日前の木曜日に学校で発熱、早退。
翌日金曜日にインフルエンザA型の診断を受けた。
学校で発熱という状況から、先生からも
「息子さんの容態はいかがですか?」
と電話がかかってくる始末。
もうこうなると、インフルエンザA型と診断された以上、学校に嘘はつけない。
月曜日からの期末テストは受けられない。
ただし、3日目は発症から5日解熱から2日の条件を満たせば2教科のみ受けられる。
という最悪な状況となった。
実は我が子は志望校が決まっている。
けれども成績は全然足りず、片足さえも突っ込めていない。
神奈川県の公立高校は中2後期と中3後期の成績で受験校が決まる。
(私立は中3のみの学校もある)
だから、期末テストでの大幅アップが必要であり、本人なりに頑張っていた。
なのに・・・
テストが受けられない。
どうなるの???
私はインフルエンザだの体調不良でテストが
受けられなかったということが今までなかった。
だから私の経験からはこの答えは出ない。
夫も同じくその経験はない。
全くの未知数。
学年末テストが受けれない場合はどうなる?
学校の学年主任の先生に
「受けられないと成績はどうなるのでしょうか?」と
うろたえて聞くしかなかった。
学年主任の先生によると、
「後期の成績は期末テストだけで決まるわけではありません。
一年間の総評です。まあ、皆さん気になるところですよね。」
とのこと。
どんな親でも、やはり同じ事が気になるよね。
と安堵しつつも、でもやっぱり成績はどうなるの?
気が気でない。
けれども、親以上にショックを受けている本人。
そりゃそうだ。
人生をかけて勉強を頑張ってきたのだから。
もう、落ち込みようが半端ない。
でも、ええい、罹ってしまったものは仕方がない。
「3月終業式までの間に挽回するしかないよ!!」
たくさん発言をして、授業を真剣に聞いて、ノートを完璧にまとめて・・・
とできるだけのアドバイスをして励ます。
まだ、この時にはこの後の学校生活が急にThe ENDを迎えるとも知らずに、
私も我が子も少しでも挽回しよう、
頑張ろうと咤激励を繰り返していた。